2005年03月17日

神々のたそがれー私の宗教観

ganesha square.JPG
アメリカに来てから、宗教に関してちょっと敏感になりました。
私は宗教はと聞かれると、ナチュラリストと答えることにしています。無宗教という事なのですが、自然の中で起こる事を信じてますという意味です。夫は平然と無神論者という言葉を使います。アメリカで神(もちろんキリスト教です)の存在を信じないとはっきり言うにはちょっと勇気がいります。ここ最近は特にそうです。神を信じないと言うと、道徳的にも倫理的にも劣っていると思われてしまう可能性があるからです。もちろん、そう断定する人は視野の狭い人だと思いますし、幸い私の周囲の人には知識も理解もある方ばかりなので、実際にこの話題で困った事はないのですが、それでも時々保守的な報道やコラムニストなどの意見を読むと、自分の考え方が決してどこでも受け入れられるものではないなーと改めて思います。私は神様が人間を造ったという旧約聖書の創造説よりも、人間が心理的な必要から神様を造ったと考えてしまうのですが、人によってはこの考え方を傲慢で冒涜的、と思うかもしれません。
結婚して移民局でのグリーンカード取得のインタビューを受けた時、まず最初に聞かれたのが、私と夫の宗教についてでした。別に何の教徒といってもそれ自体で申請を却下されたりする事はないのですが、それを最初に聞いてくるのに驚きました。
私は宗教よりも迷信とか伝統儀式の方が好きです。宗教と違って、何が正しいとか間違っているだとか断定する事もなく、人のささやかな願う気持ち、畏怖の気持ちが正直に表されていて、偽善的な部分がないと思います。どの宗教もはじまりはずっと純粋だったと思いますが、どうしても歴史的に人間の征服欲や差別の正当化に使われてしまうようです。今の世界の現状、キリストや、ブッダ、モハメッド他、神々の面々はどのように思うでしょうか。
posted by march-hare at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月16日

赤と青のアメリカ

というのは去年の大統領選の間よく聞いたフレーズです。このカラーコードには赤=保守、青=革新、赤=共和党、青=民主党という意味も込められており、赤いアメリカはブッシュを当選した州、青いアメリカはケリーを当選した州をいいます。赤いアメリカはだいたい中西部、南部の州が多く、青いアメリカは東西海岸の州と中西部の北側の州いくつか。
地図でみると赤い州のほうが面積が大きいので、アメリカは殆ど赤に見えてまいますが、人口密度は青い州の方がダントツに高い。結果として青と赤の比率はほぼ半々になり、ブッシュ大統領は選史上もっとも少ない票差で再選しています。面白いことに、USA TodayやNew York Timesに掲載された選挙区別の地図で観ると、赤い州の中でも、水に面している都市は青派が多く、青い州でも、都市から離れると赤派です。
地図はここで見られます。 http://www.usatoday.com/news/politicselections/vote2004/countymap.htm
今は私は青い州の中でも一番青いと言われるマサチューセッツに住んでいますが、過去にネブラスカ、オハイオといういわゆる赤の州にも住んだことがあり、今振り返ると、同じアメリカでもその違いに驚きます。そこに住んでいたときに覚えているのが、地の果てまでネブラスカ?と思わせるような広大な土地と、とても隔離された感覚。心理的に距離感が違うんですよね。何でもいろいろなものが遠くてよく見えないような感覚です。もちろん10年以上前のことなので、(年を感じる)あの時から多少は違っていると思いますけど。でも情報、文化、物、他何でもアクセスが簡単な東京で育った私には異様な感覚でした。コンパクトで情報も流通も行き届いている日本に比べて、アメリカの大都市と田舎での違いは大きいと思います。この差が赤青マップのようなアメリカの分裂症を反映しているように思えてなりません。ダーウィンの進化論を仮説として聖書の創造説を科学のカリキュラムに入れようとようとしているのもアメリカ、火星にSpiritとOpportunityを送ったのもアメリカ、現代芸術のメッカもアメリカ、公立学校の平均教育レベルが他の先進国に劣るのもアメリカ、ハーバード、MITなどのトップレベルの大学が豊富なのもアメリカ・・・頂点も高ければ底辺も広い、魅力的だけど問題も多い国、アメリカ。
定住するようになって、いろいろ再考することが多いです。
posted by march-hare at 02:22| Comment(5) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月13日

夢ログ

毎日見た夢を覚えている訳ではないのですが、起きた時のタイミングによってはよく覚えている時もあります。おととい見た夢がとても奇妙だったので記録しておきます。夢の事を言葉で表現するのはいつも面白いプロセスだなーと思います。言葉を選ぶ時にあまり言い直さず直感的に出てくる状態で書いた方が、夢のメタフォーが解りやすい。夢判断に詳しいわけではないのですが、形式を気にせず乱暴にそうやって書いてみると、夢の中での出来事とそれに対する直感的な私の反応が表現されて、興味深いです。
で、例の夢。
東京にいるようなのですが、具体的にどこにいるのかはわかりません。私はビジターとしてそこにやってきた様なのですが、なんでも都市のデザインを大々的に変更する大工事の最中です。増えているワニの人口に対応するため、新しいデザインは運河を街中に走らせるそうです。運河に沿って、長い廊下だけの建物(三十三間堂をもっと幅狭くして長ーくしたもの)があって、ビジターはそこから工事がみられます。運河の向こう側にはワニの甲羅干しのためのコンクリートの人口の浜辺が作られています。信じられない光景ですが、そこにびっしり、います。ワニが。
もっとよく見ようと思って、スライド式になっているガラス張りのドアを開けてみると、小さいワニ一匹、建物の中に入り込んでしまいました。どうしようと思ってガイドのような人に助けを求めようとすると、その人はビジネス会合に呼ばれていってしまいます。なんでも、ワニ柄のスカーフのデザインを考案するミーティングだそうです。
この辺りで夫に起こされました。

ひとつ思い当たるのが、前の晩に、Retarded Animal Babies 
というインターネットのアニメーションを見たことです。動物の擬人化に影響されたのでしょうか。このアニメ、子供向けの番組のような形式を使っていて、一見あどけないんですけど、内容はキワドいです。Sex & Violence & obscene language このカワイーとキワドイの組み合わせ、日本の漫画やアニメから始まったみたいですけど今ではアメリカでもポップカルチャー定番の表現方法になりましたね。これについてはまた今度書いてみたいと思います。
rab.gif
http://www.newgrounds.com/collections/rab.html
夢の方は。。。やっぱりよくわかりません。
posted by march-hare at 00:27| ボストン ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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