2005年06月09日

ブッシュ政権に学ぶケンカの仕方

アメリカの病院でちょっと回復した私のアメリカ像ですが、ここでまた批評。

日本をはじめ東洋の思想には、「負けて勝つ」 などという言葉にもある通り、何を勝利と考えるかにおいて欧米の論理の常識から見るとちょっとparadoxな考え方があると思うんです。
何を勝利と考えるか。相手に勝ちのタイトルを譲ったとしても、礼節や配慮で世間の評価を勝ち取る。この考え方、再評価されるべきだと思います。

毎日イラクでの犠牲者の数が報道されている中、ブッシュ大統領の言葉は
"We're making progress"
"They are attacking because we are succeeding"
の一点張りで、(成功してるから攻撃される?)まるで子供の時にやった反対語を使う遊びのようではないですか。勝って負けてますよ、全く。

この全く非を認めようとしないブッシュ政権の態度を見ていると、
私が一番困ったと思うアメリカ人によくみかける態度を思ってしまいます。続きを読む
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2005年06月02日

懺悔しますか?

ニューヨーク・タイムズに懺悔/告白ブログなるものの記事を発見。
密かなブームになりつつあるこの系統のブログ、周りの人には言えない!ような事を匿名でブログにアップしてスッキリしましょう!という企画らしい。
今回、有名なDaily Confession.comに行ってみた所、
スゴーイ。カテゴリーも多数。様々な人の心模様が数行で描かれている。
何かこれ本業で使えないかなー。使ってみたい。
今回ざっと訪れて読んだストーリをいくつか挙げてみると続きを読む
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2005年05月31日

新トレンド:慈善事業

最近アメリカの高校生や大学生の間でよく見かけるのが、慈善事業の団体が資金集めに販売しているプラスチックのリストバンド。
社会的な問題意識を持っている事をアピールするのがカッコイイしファッショナブル!
と思われているらしい。

私の住んでいる大学密集地のボストンではこういった流行がすぐ目に付きます。去年は大統領選候補のケリー上院議員も腕につけていて有名だった黄色のLive Strong バンドが大ブレイクしました。
このバンドはランス・アームストロングが主宰の癌治療の研究を支援するランス・アームストロング基金より販売されていて、利益の100%が基金へ寄付されるというもの。1ドルですからね。いいことした!っていう気分を買うには安いですよねぇー(笑)おまけにプラスチックの記念品ももれなく付いてくる訳ですから。

セレブの面々もつけていたこのバンドの作戦が大当たりしたらしく、去年アームストロング基金にはかなりの額が集まったそうです。あまりの人気にアメリカのe-bayで数倍の値段で売られるようになったくらいですが、もちろんそこで買った場合は、寄付にはなりません。(Lance Armstrong foundationのリンクはこちらバンドのページはここです)

今年の流行りはONEバンドでしょうか。
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2005年05月30日

アメリカン・フェミニズムの誤算(またパリス・ヒルトンから思った事)

burger.jpg注)ものすごく大雑把に書いていますが、夢想という事で、論理の穴もご愛嬌。

日本語で使われているフェミニストという言葉の意味は、ちょっと本来の英語の意味と違うと思います。
一般に日本語では、男性が女性にやさしい、という感じの意味で使われていることが多いですが、フェミニズムがこれまでの歴史の観点や、社会構造が、あくまでも男性的な主観を基に構築されてきているということを指摘し、それを覆す姿勢という、イズム、(主義、思想)であるという意味があまり伝わってきません。

英語でフェミニズムという言葉が使われるときは、一つのイズム、思想、主義を指しているのが一般的だと思います。

ちょっとカタイ前置きになっちゃいましたね。では本題へ。最近、パリス・ヒルトン他、近頃のアメリカのセレブ、アイドルを観察していて思ったのですが、どれも様々な形で殆どストリッパーに近いくらい、意識的に性的な魅力を強調しています。

ついにおくびもなくそれが女の特権で、女性ならではの経済的、引いては社会的な力を得る方法だと居直れるような風潮が主流になりつつあるのでしょうか。一昔前の男性と平等な女性の権利を主張して、女性が性的な欲望の対象として見られる事に大反対だった60年代のアメリカのフェミニズム、(ウーマンリブ)の考え方には大きな誤算があったなぁーと思いました。続きを読む
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2005年05月26日

やっぱり。

ニューズウィークの記事、ニュース元は疑問だったらしいですが、やっぱり事実だったらしいですね。(ロイター発ヤフーの記事リンク)記事を要約しますと、2002年8月1日にFBI調査官がある容疑者のインタビューをまとめた文書に、「米軍の看守がコーランをトイレに流した」という発言が記録されていた事が判明。ペンタゴンは確信できるものではないと否定的。この文書は、American Civil Liberties UnionというグループがFreedom Information Actという法に基づいて正式に政府から入手したものだそうです。続きを読む
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2005年05月25日

宗教ってもんは・・・

news0122nj.jpg先週News Week誌に載った記事で、グアンタナモ米軍基地でイスラム教徒の容疑者を尋問中、アメリカ軍調査官がコーランをトイレに流したという一行が、イスラム教の国々で反米デモを引き起こし、負傷者多数、死者まで出したというニュースがありました。

アフガニスタンでの暴動に関しては、現地のアメリカ軍の情報によると、News Week誌の記事とは別の理由で起こったと言われており、ホワイトハウス側もそれを知っていながらもニューズウィーク誌へのあてつけで知らぬフリをしているとかしてないとか、先週のホワイトハウス報道官スコット・マクリアンの記者会見での微妙なやりとりがあったそうですが、今異文化とイスラムの宗教観に対する理解が求められているさなかに、アメリカではこんな冒涜的なサインをたてている輩がいます。

最初の一行の日本語訳:コーランは(トイレに)流されるべきである!North Carolina 州の Forest Cityにあるバプティスト系の教会の牧師クレイトン・ラブレイスは、コーランは悪魔の道具であると言い張ってこのサインの撤回を拒否しているそうです。元記事はこちらこちら

宗教って、博愛と慈悲を教えるもんではないのでしょうか???
憎悪と敵対心を作るもんじゃないと思うんですけど。
過激キリスト教徒が近年政治的影響力を高めているのが、ちょっと恐ろしいアメリカです。

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2005年05月22日

アメリカ国民より世界にごめんなさい

sorry2.gif去年の11月の大統領選挙からもう半年以上経ちましたが、未だ、私の周りではそのショックから立ち直れないでいる人達が多くいます。

ただ、口に出すと、この先4年間躁鬱病になってしまうので、皆何も言わないという状態かもしれません。今日ひょんなことから、そんなブッシュに再選して欲しくなかった49%のアメリカ人が、世界にごめんなさいのメッセージを寄せているサイト,sorry everybodyを見つけました。

南カリフォルニア大学に在学中のジェームズ・ゼトレンさんによって開始され、ブッシュ政権を再選してしまったアメリカに代わって世界にごめんなさいのメッセージを送りましょうと募集した所、あっと言う間に広まって、今年の初頭にはサイトへ寄せられた写真とメッセージを集めた本が出版されました。
(詳しくはwww.sorryeverybody.comにて)

サイトでは寄せられた写真メッセージが全て閲覧できます。それぞれ個性が出ていて面白いです。(下はクリックすると拡大されて見やすくなります)

アメリカから世界へ、ごめんなさい!!

sorry3.jpegsorry.jpgsorry1.jpegsorryworld1.jpg
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2005年05月20日

食べ物に象徴されるアメリカ(ちょっと書き足しました)

この間食料買い出しに行って、スーパの精肉コーナーで何を頼もうかと物色していた時、隣で先にいろいろとオーダーしていた人がヨーロッパ出身のようで、精肉担当の人(この人もヨーロッパ人だった)と、アメリカ人がいかに食通でなく、食べ物に保守的かという話をしていたのが聞こえてきました。「アメリカ人って、解ってないのよ。風味のない胸肉(トリ)ばっかり好むけど、もも肉の方が断然おいしいのにねぇー。」

アメリカの食生活については、アメリカに滞在している外国人の友人との話題によく登ります。この前、フランス系カナダ人の友人から、アメリカがロシアにもも肉を輸出して、ロシアは自国で人気のない胸肉をアメリカに輸出しているとかいう話を聞いた事があります。他によく出る話題を挙げて観ると、

アメリカ人の食べ物の脂肪分に対する不可解な偏見。牛乳は脂肪分2%、豚の三枚肉などは気持ち悪いー。などと言ってるくせに、砂糖とラードを溶かしたようなアイシング(クリーム)のついたケーキは平気で食べる。ケーキの方がずっとまずいし、カロリー高いのに。解らん。

アメリカ人の砂糖好き。なんでも極甘が好きなんだよねー。お菓子だってそれ程美味しくもない物を喜んで沢山食べている。最近はお茶も人気が出て来たけど、砂糖の入っていないお茶は、都会のみで売られている限定タイプを探さないとない。緑茶にまで砂糖が入っているのを売っている。昔、ホームステイしていた時に、その家の子供が、夕食のメインディッシュよりもシリアルを好んで毒々しい色のものをミルクに浮かべて食べていたのを見て、わーここが違うアメリカ!と思ったのを覚えています。続きを読む
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2005年05月19日

真の犠牲者の数

前にも触れましたけど、毎日イラクやイスラエルの暗ーいニュースがヤフーアメリカのホームページニュース欄を飾っております。今日何となくブログ散歩をしていたら、アメリカで最も有名なPolitical Blogの一つであるDaily Kosに、ちょっとショッキングな記事が載っていましたので、手早くご紹介します。記事本文はこちら記事からこの情報の元になった記事へリンクされてます。

内容を省略すると、現在、公式のレポートではイラク戦争のアメリカ兵の死者数は2005年5月12日までで1702人とされていますが、イラクで負傷して、ドイツにあるアメリカ軍専属病院まで運ばれた途中あるいは院内で死亡した軍関係者の数は2005年の1月までで6210人にも登るそうです。こんな数は他の報道で聞いた事がありません。負傷者の数はこれの倍以上だと聞きますが、詳しい数はもちろんあまりニュースになりません。(何故だ)まだどうやってこの数が出されたか、また何故公式の数とこれだけの差があるのかは調査される必要があるという事で、数は確定ではありませんが、もし事実であるとすると、大変なスクープです。もし本当だったらこれでアメリカ民衆も目覚めるか?と期待したいところですけど、アブグレイブ収容所スキャンダルでも喉元過ぎればーという感じで、政府もやり過ごした様なので、あんまり期待できません。しばらくしてこの死者数のニュースがどこまで掘り出されるかを待つとしましょう。

それにしても、こういうニュースを聞くと、この戦争を可能にさせた人々や熱烈な支持者をコンテナに一杯収容して、イラクの激戦地に送ってやりたくなってしまいます。

追伸:その後この記事の発展をチェックしてみた所、どうもこの数の誤差は間違ったデータから出たらしいという結論が出たようです。(ラザーゲイトのようだ)それでもやっぱりコンテナをイラクに送ってやりたい気分は収まりませんけど。

カタイ話が多くてごめんなさい。→banner_02.gif
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2005年05月18日

ゲイ結婚合法化一周年!

日本では昨日になりますが、今日(5/17)はここマサチューセッツ州はアメリカで唯一ゲイ結婚を認めた記念すべき一周年の日です。去年からの一年の間に6000組がマサチューセッツで届出を済ませました。私の夫の伯母も去年、正式に長年のガールフレンドと結婚しました。周囲にゲイの友人や親戚がいる私にとって、遅すぎるくらいの合法化です。

反対する人々はよく宗教的な観点から結婚は男性と女性のためと言いますが、私は結婚の権利は誰にでも与えられるべき基本的な権利の一つだと思います。結婚の神聖さを守るためだとか言っている保守派の解説者を聞くと、イライラしてきてしまいます。それを言うなら酔った勢いでラスベガスで高校時の友達と超短期結婚をしたブリットニー・スピアーズの方が、よっぽど結婚の神聖さを冒涜してると思うんですけど。

それ程昔ではない過去のアメリカでは、結婚は同じ肌の色の男性と女性のためのものでした。
1967年に、最高裁で異人種間の結婚が合法であるとされました。その時点でまだ17の州で異人種同士の結婚は認められませんでした。キング牧師の公民権運動の最初の舞台となったアラバマ州ではそれから32年後の1999年にやっと州憲法から異人種結婚禁止の項を撤回したそうです。この前のフロリダのワイルドウエスト化(銃規制の緩和)(これについては4/29の銃社会の危険という記事をチェックして下さい)にも驚きましたが、アメリカってホントに場所によって違います。

ちなみに、マサチューセッツは全米でも一番離婚率が低い州でもあります。公立校の教育レベルも全米でトップクラス。道行く車の多くにアンチ・ブッシュ系のステッカーが貼ってあります。いいとこに住んでるワーと思っちゃいます。(笑)

応援してもらえたら嬉しいです。
banner_02.gif
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2005年05月14日

温暖化も何のその!??

夫に読め読めと言われていた最近のニューヨーカー・マガジンの地球の温暖化に関する三部に渡る特集をやっと読み終わりました。最初はちょっと専門的だったでのろのろ読んでいましたが、最後の方では現在のアメリカの信じられない程愚鈍な方針への怒りに任せて読み通しました。

感想:ハッキリ言って、暗ーい見通しです。
この問題は、決定的な被害が出てから対処したのでは、遅すぎます。一度気候のバランスが狂うと、ドミノ式に悪化するそうです。今、対処できるタイムリミットに近付いているかもしれないそうです。
記事の中では温暖化を事実と受け止めている国とそうでない国(アメリカ)の差も浮き出ていました。

floating_houses_02.jpg0310watervilla-2.jpg
http://archrecord.construction.com

国の半分以上0m地帯というオランダでは、温暖化は深刻な問題です。温暖化に伴って増加する降雨量から心配される洪水の対策として、河川の幅を広くしたり、また浮かぶ家などの開発を始めているそうです。
さながら、ノアの箱船のような。現在既に利用している家庭もあるそうです。
国土の10%が氷河のアイスランドでは、1930年から国民のボランティアによる氷河の測定を続けていて、1960年代から、確実に氷河が溶け出してきているのが分かっているそうです。続きを読む
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2005年05月13日

ダイエットの話

高校生の時、アメリカに来て最初の一年目に10キロ近く太り、よく言って女子プロの人のような逞しい感じ、悪く言って全くシボリが足らないという感じの体型となって帰国し、美容に敏感な母を悲しませました。大食いしていた訳ではなかったのですが、当時、私のいたアメリカ中西部の片田舎では水やお茶を飲む代わりにコーラとかスプライトといった炭酸砂糖水を飲むのが習慣で、マクドナルドでもセットにバケツのようなサイズのカップで炭酸砂糖水が付いてきました。とにかく日常の砂糖の摂取量がものすごかったです。昔、祖母にコーラ飲むと骨が溶ける(?!)と言われてコーラとかスナック類を禁止されていた反動が出たのでしょうか、当時のアメリカの家庭がするようにコーラを飲んだりポテトチップスを食べたりしていたら、あっと言う間に太りました。
車に乗って歩かない影響も大いにあったと思います。

あれから15年余り経ちますが、アメリカで売り出される棺のサイズ(もちろん横幅)も増、肥満児の糖尿病のケースも激増、一般社会の不健康な食生活に対する問題意識も高まって、マクドナルドもバケツサイズは廃止、水やサラダのオプションがメニューに取り込まれる様になりましたけど、今もあの時のトラウマは癒えず、ファーストフードだったら断食を選んでしまいそうな私です。続きを読む
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2005年05月12日

生命の文化は欺瞞の文化

やっぱり風邪引きました。それでもコンピューターに向かう元気はあるようなんですよね。
ちょっと気になるんですが、
ブラウザのホームページが、ヤフーのアメリカ版なんですけど、ここに出る毎日の最新ニュースが殆どXX人イラクで死亡というものばかりです。先週から二桁のイラク人犠牲者の数がつづいています。アメリカの兵士の死亡者数はこの内、たいてい2、3人です。こちらのテレビニュースは偏見に満ち満ちているので、この戦争でどれだけ一般のイラク人が死傷したかなどちっとも解りません。去年の12月で1千万を超えた数が確認されたそうですけど。この前はフロリダ(この州よく問題ありますねー。2000年の選挙サギから最近の銃規制緩和まで)のシャイボさんの件で議会までが一家族の問題にちゃち入れてましたけど、ブ大統領を初め堕胎反対などの保守的な共和党勢力のよく言う「生命の尊重、生命の文化(Culture of Life)」ってのは、キリスト教徒のアメリカ人にしか適応しないんでしょうか。そんなに生命を尊重する事が売りなんだったら、何で一千万以上のイラク人と2千人あまりの若きアメリカ人を平気で犠牲にするんでしょうか。
しかもウソが理由の戦争で。

長居をすればする程、ベトナム戦争と似た展開になるという専門家の意見をよく聞きます。
一体どうなるんでしょう。いい加減、アメリカも第二次世界大戦勝利の栄光と勝者の妄想を捨てて、
(もう充分その栄光に勝る程評判悪くなった事だし)
もっと謙虚に、地球における一国としての立場を考えて欲しいです。

(やはり薬で頭がボケていて最初の投稿に言葉のミスがありました。訂正しました)
宜しかったら押して下さい
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2005年05月08日

逃げる花嫁

4月29日の木曜日、ジョージア州在住のジェニファー・ウィルバンクスさん(32)が、その土曜日に予定された招待客600人の盛大な結婚式を避けるため、ジョギングへ行くふりをしてバスに乗り込み、はるばるラスベガス経由でニューメキシコ州まで逃亡したそうです。翌日には行方不明になったと信じた家族やフィアンセ、関係者が必死の捜索活動をはじめ、地元のニュースには格好のネタ提供となりました。金曜日と土曜日には泣きはらした顔の両親と、涙ぐんだフィアンセの顔がテレビのニュースに登場。地元の教会では無事と発見を祈る会合が即時開かれました。その間にウィルバンクスさんは、はるか西のニューメキシコで、気付かれないように髪を切り、地元の警察には誘拐されたと連絡したところ、問いつめられてあっさりでっちあげを白状し、現地警察に引き取られました。日曜日には飛行機のファーストクラス?!で、帰宅したそうです。ジョージア州警察は、現在、捜索費用を請求し、刑事訴追に持ち込むか検討中。今でもスーパーのレジ近くに並ぶタブロイド版には大きな目を見開いたか弱い感じのウィルバンクスさんの顔が表紙を飾っています。

全くタブロイド版に格好なくだらないニュースですが、人様にこんな個人的な事で余計な迷惑をかけていて、恥ずかしー、アホらしー。とは思うものの、招待客600人という人数を聞いたり、いかにも裕福そうな両親や彼等を取り巻く大人数の教会の方々を見ると、ウィルバンクスさんのコントロールの圏外に物事が進展してきていたのかなと何とか同情できるような。結婚式に携わったビジネスには大きな損害ですが。続きを読む
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2005年04月29日

銃社会の危険

皆様、服部よしひろ君を覚えていますか。
服部君は1992年、留学先のルイジアナ州のバトン・ルージュで、ハロウィンパーティへ行くはずだったのが、間違えた家のドアを叩いてしまい、銃をかかえて出て来た居住者のFreeze!(腕を上げて止まれ!)という警告が解らずに歩いてしまい、銃殺されました。16歳の高校生でした。もちろん相手をおどすような容貌でも、武装していた訳でもない少年でした。私は当時アメリカの大学にいたのでこのニュースはよく覚えています。この民事裁判を取り扱った裁判官の、殺害の正当な理由など全く見当たらないという言葉にもかかわらず、刑事訴訟では服部君を銃殺したロドニー・ペイアーが無罪放免となったのがとても信じられませんでした。服部君のご両親は民事裁判勝訴でえた賠償金で、Yoshi's Giftという、アメリカの銃規制を促進させる目的の協会を設立しましたが、今週、服部君のご両親を悲しませるようなニュースがありました。

今週ブッシュ大統領の弟であるジェブ・ブッシュ フロリダ州知事が、「自分の身を守る」という名の元に他の州よりも寛容な銃規制をさらに緩めるような新法案に署名しました。これは、自宅でも公共の場でも、殺害される危険があったり、著しく傷つけられる恐れがあると判断した場合、逃げずに殺傷力を行使することを許可する法案です。

これまでフロリダ州では、自宅以外の公共の場では、正当防衛として殺傷力を行使する前にまず逃げる試みをしなければならないとされていましたが、これで今後、フロリダ州住民は、西部劇の如く、アブナイと思ったらすぐ銃を抜き出してもいい事になります。ロドニー・ペイアーのような常識を逸した行為は法的に追究される事もなくなり、これで不運な服部君のようなケースが増えるのは間違いなしです。続きを読む
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2005年04月27日

石油おねだりしている場合じゃないゾ!!

ちょっとカタイ話ですけど。
歴史を振り返って、もしも違う選択をしていたらーという事をよく考えますよね。昨日ふと夫とそういう話をしていたら、過去50年の中で皆が考えない重要な歴史の分岐点は、意外にカーター大統領が始めた新エネルギー開発のプログラムをレーガン大統領が廃止したことかもしれないなーと言ってました。

今ガソリンの値段が今までになく値上がりしていますよね。アメリカで25日、ブッシュ大統領がサウジのアブドラ皇太子との会談をして、もっと石油産出してくれなんて言ってましたけど。 同じ日、とても面白いラジオのプログラムを聞きました。ニューヨークタイムズの記者でもあり、過去にアメリカにおけるジャーナリズム,の最高の栄誉であるピューリッツアー賞を2度受賞している、トム・フリードマン(Tom Freedman)氏が出演していて、未だに原油一辺倒の現在のアメリカ政策方針を小気味良くメッタ斬りに批判してました。中でも印象深いコメントをいくつか挙げてみると、続きを読む
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2005年04月22日

フードピラミッド

アメリカでも最近では健康にいいものを食べる事がファッション化してきましたけど、日本に比べるとそういう食材がみつかりにくいです。先月、アメリカ政府機関による2005年度のDietary Guidelinesが出ましたが、こちらのサイトで、年齢、性別、運動量をインプットするとGuidelineに従ったカスタムフードピラミッドがつくれます。一日1800カロリーが基本のピラミッドでした。同じページにGuidelineの内容を閲覧、ダウンロードできるリンクもあります。Guidelineには、栄養素別にカロリーと、栄養価のチャートもあって、どの食材が最も低カロリーかつ栄養価が高いのかが解って面白いです。日本でもこういうことはすぐわかると思いますが、ここのリストに出ているものはみんなアメリカのスーパーで見つかる食材ばかりなので、こちらに住んでいる方には便利かもしれません。私はもっとオーツとか玄米、完全小麦粉などを摂らなければならないみたいです。あと、やっぱりトマトがなかなか優秀な食べ物だという事も解りました。アメリカでは安いローマトマトが入手できるので、よく食べている我が家には良い事です。
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2005年04月13日

SUV人気に観る、アメリカの消費者の不合理な選択

以下の記事はSUVに対して非常に批判的です。全く個人的な意見です。
賛成、反対に関わらず、こんな意見もあるのかーという感じで、軽く読んでみて下さい。
アメリカでドライブすると、どこへ行ってもよく見かけるのがSUV(Sports Utility Vehicle)です。90年代後半から爆発的に人気が出たこのタイプ、停滞していたアメリカの自動車業界の救世主です。戦車のようにドでかい所に安心感があるのでしょうか、郊外のファミリー車として2001年のテロ攻撃後はますます人気にとでもなったのでしょうか、日々堂々とアメリカ各地の道路を占拠しています。
アメリカ人の我が夫は、このSUVを情熱的に嫌っています。いつもはクールで優しい彼も、SUVを見かけると、(アメリカ国旗のステッカーが貼ってあるものには特に)無意識に口から放送禁止用語を呪文のようにつぶやいてしまいます。夫がこうも反応してしまうのは、SUV人気の背景に、彼が現在のアメリカの問題点を観てしまうからなのです。続きを読む
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2005年04月10日

血は水より濃い? 生みの親より育ての親? アメリカにおける問いかけ

移民の国アメリカでは、人種問題はアメリカという社会環境の前提といえる程、深く根ざした問題です。日本人であってアメリカにいるという立場だと、外国人として扱われ、この国の人種問題の経験からは一定の距離があり、あまり身近な問題ではないかもしれません。少なくとも、私にとってはそうでした。実際にアメリカ人の家族が出来てから初めて、この問題の複雑さをもっと身近に考えられるようになった気がします。
何だか今回はちょっとカタイでしょうか? でももしよかったら読み進めてみて下さい。 続きを読む
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2005年03月23日

超ハレンチお嬢様、パリス・ヒルトンに観る、アメリカン・ドリームの行方

paris-hilton-banner.jpgCurrently participating in a Japanese blog ranking. Vote for me ;-) Thanks!! (click here)→banner-1.png
パリス・ヒルトン(Paris Hilton)をご存じでしょうか。あの有名なヒルトンホテルグループ初代総帥の曾孫で、今アメリカのファッションブランド、GUESSジーンズの専属モデルをしています。

でも彼女、ランウェイウォークやファッション雑誌の広告からよりも、羞恥心なしの悪ガキぶりで、有名人の地位を獲得しています。最近彼女が友達に携帯から送った女友達と裸で戯れている所を撮った写真がハックされてネット上公開されたり、去年は昔の彼とのセックスのホームビデオがリリースされたり、車から降りた所、スカートの下になにもはいていなかった様を撮られたり、(これgoogleすると見つかってしまいます。)ゴシップ誌への話題提供には事欠かないお嬢様です。彼女と彼女の親友が出演している、SIMPLELIFEという番組も、彼女らの一般人との交流の中で暴露される非常識さや、甘やかされた悪ガキぶりを集録したものです。(お恥ずかしながら、やっぱり一度つられて観てしまいました。)

いくら非常識さ、無知さ、ハレンチさが露呈しようとも、彼女の人気は衰えるどころか・・・
「別にィ〜私の勝手でしょ! だって、私リッチだもん☆」とでも言わんばかりの彼女の開き直った態度、不思議な魅力もあるようです。みんなどこかで悪ガキお嬢様になりたい願望があるのかもしれません。彼女の自己中な振る舞いが痛快なのかもしれません。富や家柄が、長い伝統やしきたりなどにとらわれないアメリカならではのキャラクターだからなのかもしれません。
でも何よりも、自分の「お嬢様ブランド」を利用してこその、スターダムだと私は思うのです。
所かまわずに好き勝手に振舞う事は、アメリカの常識から見ても、誰もがリスクなしに出来る事ではなく、一種の特権で、それが出来る立場の人による勝利宣告とも考える事が出来ます。

近頃、アメリカでは二世、三世キャラクターが多く活躍しています。ハリウッドでも、ビジネス界でも、政治の舞台でも現在の大統領にみるように、もともと裕福で力のある家柄出身の人々が、何世か前のパイオニアが築き上げた富と権力を土台にしてその地位と名声をもっと永続化させようとしています。いわゆるアメリカン・ドリームに謳われる、貧しい環境から叩き上げられた成功者というキャラクターは時代が進むにつれて少数化の傾向のようです。ニュース批評でもよくその意見を聞きます。最近、統計の結果、同じ家庭に育った兄弟の収入額は過去よりも近似しているという報告もありました。
生まれ育った環境の、収入額への影響は世論が考える以上にあるようです。
アメリカン・ドリームという可能性は、単なる仮説に変化しつつあるかもしれません。

ここで危険だと思うのが、勝者贔屓のマスコミによって【アメリカン・ドリーム説】を洗脳教育されてしまうかもしれないという所です。
みんなどこかでアメリカン・ドリームは実現できると信じていたいので、簡単に騙されてしまいます。
超リッチは二世だろうが三世だろうが、勝者として無条件で崇拝されてしまいます。
そして、誰でも成功してリッチになれる可能性があるから・・・という前置きを使って、権力のある人々は自分達の利益を独占するため、夢見る小市民達に「君たちも私達のように成功すれば、同じように利益を得られるのだから、この(ますます不公平な)システム、継続してもいいよね?」とも言えてしまうのです。数年前にあった不平等な減税の裏には、このような心理的な論理があるような気がしてなりません。アメリカの、先進国中トップクラスの貧富の差は、のし上がった人々が後に残された人々を搾取しても、それが彼等の勝利の報償と見なされる、弱肉強食のメンタリティーによって造られたような気がします。

批判しつつも、大衆はますます「だって、私、リッチだもん☆」とウィンクする
パリス・ヒルトン的な態度と権利を支持してしまっているのです・・・。
という訳で、パリス・ヒルトンやブッシュ大統領なんかをテレビで見かけると、
小市民である私は、「あんたには騙されん!」と思ってしまうのです。


最後まで読んでいただき、感謝感激です。もしよろしければ、励ましの1クリック、お願いします。
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