2005年05月14日

温暖化も何のその!??

夫に読め読めと言われていた最近のニューヨーカー・マガジンの地球の温暖化に関する三部に渡る特集をやっと読み終わりました。最初はちょっと専門的だったでのろのろ読んでいましたが、最後の方では現在のアメリカの信じられない程愚鈍な方針への怒りに任せて読み通しました。

感想:ハッキリ言って、暗ーい見通しです。
この問題は、決定的な被害が出てから対処したのでは、遅すぎます。一度気候のバランスが狂うと、ドミノ式に悪化するそうです。今、対処できるタイムリミットに近付いているかもしれないそうです。
記事の中では温暖化を事実と受け止めている国とそうでない国(アメリカ)の差も浮き出ていました。

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http://archrecord.construction.com

国の半分以上0m地帯というオランダでは、温暖化は深刻な問題です。温暖化に伴って増加する降雨量から心配される洪水の対策として、河川の幅を広くしたり、また浮かぶ家などの開発を始めているそうです。
さながら、ノアの箱船のような。現在既に利用している家庭もあるそうです。
国土の10%が氷河のアイスランドでは、1930年から国民のボランティアによる氷河の測定を続けていて、1960年代から、確実に氷河が溶け出してきているのが分かっているそうです。

1780年くらいまでは、地球上の二酸化炭素の量は過去4千年以上もの間、安定していたそうです。18世紀後半に蒸気エンジンが発明されて以来、ノンストップで好き勝手に化石燃料を消費した結果、あっと言う間に危険なレベルに近付いてしまいました。

詳細を書き出したら止まらなくなってしまいますので控えますが、
(もう止まってませんね)
そこへ来ると未だにアメリカの石油、石炭会社は温暖化の影響は科学的に証明されていないと言っています。冗談かと思ったのは、Greening Earth Societyという名ばかりは環境によさそうな協会が、燃料消費によって造られる二酸化炭素は地球上の生物にとって有益ですと発表しているという事です。現在の産業革命以前から比べて3倍にふくれあがった二酸化炭素の量は心配する程のことではなく、植物は光合成に二酸化炭素を必要とするので、いい事だ!と言い張っているのだそうです。この協会は燃料サービス系の企業によって設立された、プロパガンダ機関です。大企業が利益を挙げるために、表向き独立した機関を設立して、企業に有利なプロパガンダをニュースとして広めるという手口がアメリカでは非常に多いです。何に対しても懐疑的にならざるを得ない環境です。

この前、ブ大統領が「化石燃料への依存から脱出しなければなりません!だから私は石炭を使った新エネルギー開発を議会で押しています!」とどこかの会合で言ったのをニュース番組で見た時には吹き出してしまいました。あの、石炭も化石燃料ですけど。解ってないなー。神様が望んでいるからと浮かぶ家に閉じ込めて、どこか遠くへ流してやりたいです。

この記事と関連する過去の記事:4/27日付 石油おねだりしている場合じゃないゾ!もしこの話題に興味があったらチェックしてみて下さい。

こんな私の晴れない鬱憤を読んでいただき、ありがとうございましたー!
もし押してもらえたら嬉しいです。
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posted by march-hare at 01:37| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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