2005年03月31日

昔の妄想、今の理想

本日の自己観察。
異性で縁は薄いけれど、でもなんとなく惹かれてしまうタイプって、ありませんか? 私の場合、多分それはブルーカラーの男性です。ブルーカラーって言葉は今では経済的な立場の意味で使われ過ぎて、ちょっと言葉の意味に対する固定観念が強くなってしまいましたが、おおまかな定義で、オフィスで机に向かうお仕事ではない、労働系のお仕事をしている方々と、私は理解しています。私も特殊ブルーカラーと分類されるかも。今日、車のチューニングに行ってきたのですが、その時の機械工のお兄さん方、なんだか頼もしくって、人なつっこくて、男やってます!て感じで、よかったです。がっしりした腕もたくましかったし。そういえば、よく行く木材屋さんのお兄さん方もこんな感じで、いつもお店から出ると惚けている私でした。
(こんな事書いてしまって、旦那が日本語読めなくてヨカッタ!でもあまり気にしないかも・・・するかなぁ。やっぱり読めなくてヨカッタ!!)
ショップを後にして、一体どうして自分にこんな反応があったのかしらと、交通事故に遭わないようにしながら、昔の彼達を思い出してみたり、自分の欲求などについて考えてみました・・・。続きを読む
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2005年03月30日

またもやパリス・ヒルトン

というタイトルにひっかかる人、絶対いるハズ。
(そう、あなたの事よ!でも慌てて他に行く前にちょっとゆっくりしていってね。)
このブログを始めてから18日目になりますが、現在、このブログで最も人気(訪問者数)の高い記事は、3/23付の【パリス・ヒルトンに観る、アメリカンドリームの行方】です。この記事だけでも毎日20人くらいの訪問者があるみたいです。(物好きな!)でも芸能ニュースを期待してきた人、がっかりでしょうねぇー。あれは、単なる自分勝手な文化批評ですから。やっぱりパリスの名前でやってきた人はページビューも少ない。おそらく最初の1段落を読んだ途端にさっさと退散しているのでしょう。
でも私のセレブ作戦は当たりましたねーフフフ。お陰でマイナーなカテゴリーながら現時点で北米部門で41位までなれました。(結構うれしい)自分で期待していなかったので喜んでいます。次はやっぱりブリットニーかジェニファ・ーロペスでしょうか、やっぱりマイケル・ジャクソン、美白化粧品メーカに転身!がいいでしょうか。(笑)
こんなサイトにちょっとでも来てくれた皆様、ありがとうございます。感謝感激です。

またこんな記事読んじゃった!しまったと思ったら、
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Proud to be...の虚実ー

ilic_thumb.jpg我が家ではテレビのニュースは殆ど見ません。ニュースはいつも読むか、NPR(National Public Radio)という公営のラジオ局でのみ。とにかくアメリカのテレビのニュースは余計な装飾ばかりで、あまり深く掘りさげた報道がないと思います。(日本ではしばらく居ないのでどうなのか解りませんが。)アメリカのテレビ局は殆どコングロマリットに所有されているため、内容もやはり系列スポンサーにへつらって偏ったものが多く、その報道の質が近頃一部で問題にされています。

いつも家でもスタジオでもNPRを聞く習慣がついており、先日のイースターの日曜日の午後もそうして過ごしていた所、This American Lifeという好きなプログラムが始まりました。その日のプログラムは再放送だったのですが、イラク アフガニスタンで戦う海軍と空軍の人々の生活を、彼等と生活を共にしたジャーナリストのインタビュー形式で描写したもので、解説よりも生の声で、軍隊に勤める人々の現状を英雄化することなく、批判する事なくストレートに伝えていました。戦争には絶対反対だったので、やれやれと思いながら、聞いていた所、ある1空軍兵の一言に思わず夫と顔を見合わせました。下がラジオからそのまま、省略なしに聞いた言葉です。おおまかな日本語訳はその後につけます。続きを読む
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2005年03月29日

お金にものを言わせる男の話

またお友達のFさんの話です。彼、とてもエピソードの多い人なので、再び登場して戴きます。(いい迷惑ですね。)
どこに行っても人目に付く美形で、しかも人の気持ちを扱うお仕事をしている彼、本当に人の使い方が絶妙。
私がその彼の大技を観察する機会は、主にレストランでの、彼とウェイターとの駆け引きです。
それも一大パフォーマンス。大抵はもう一度行きたいと思うような優良レストランで行われます。
Fさんのパフォーマンスを以下の段階にまとめると・・・続きを読む
posted by march-hare at 01:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記/エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月28日

DVD三昧ー三ツ星以上!観てよかった映画の覚え書き

タイトルは全てアメリカでのタイトル。新作ではないので、レンタルできるものばかりです。作品は思い付いた順です。映画の趣味が合う人とは話が合いやすくありませんか?このリストが気に入った方、お勧めの作品のある方、是非コメントして下さーい!
Dr. Strange.jpgpoison.jpgB00006LPER.01._PE20_SCMZZZZZZZ_.jpgB00006LPER.01._PE20_SCMZZZZZZZ_.jpgamores perros.jpg
もっとあります。リストの詳細は続きにて。続きを読む
posted by march-hare at 02:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月27日

フジ・コーラ??

今ランチ中にラジオで聞きました。ニュースを聞けば聞く程この人ちょっと・・・と思うのがアルベルト・フジモリペルー前大統領。2010年まで公職復帰を止められているけれどもメゲずに2006年の大統領選出馬の予定。その資金集めと宣伝のため、企画したのが新しいソフトドリンクの販売。その名もフジ・コーラ!!! キャッチフレーズも、「大衆の不満の渇きを癒す」だそうです。結構(メロ)ドラマのあるリーダーに弱い南米気質、ペルー国民は彼の訴えに動かされるでしょうか? BBCの記事はこちら
posted by march-hare at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ちょっとニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Happy Easter! とくだらない話

capt.sge.ayw51.240305221043.photo00.photo.default-277x359.jpgHAPPY EASTER! ベルギーから世界一おおきなチョコレートのイースターエッグです。
こちらでは明日ですが、日本ではもうEaster Sunday ですね。イースタはこちらに来て何年経っても忘れる祭日です。店頭にならぶチョコレートのウサギさんや卵を見かけると、そういえばと思い出します。食い気はあるので、あまりのかわいらしさに一瞬、本来の意味も考えずにイースターを祝いたくなります。が、買うとなるとやっぱりセコくイースター後の半額(以下)のセールでしょうか。(それでも買わないかもしれない)
75.6%のアメリカ人はイースターを祝うそうです。私達夫婦はまたもや少数派。(National Retail Federation Reportによる)スーパーやコンビニなどでこの時期にみかけるのが、Marshmallow Peeps��というマシュマロのウサギとひよこです。ちょっと毒々しい着色料で、私はどうも引いてしまいますが、1953年から造られている、伝統(?!)のあるお菓子だそうです。
peep1.jpgpeep15.jpg
7億個以上のMarshmallow Peeps��が今年のイースターで消費されるとか、会社のサイトに書いてありました。ピザのトッピングにしたりする人もいるそうです。ホントかなー。(恐)
いつもいっぱい売れ残っているのを見かけます。でも着色料だけで長持ちしそう。

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追伸:3/27/05 このMarshmallow Peepsの記事について、を夫と伯母に話した所、正式なこのお菓子の食べ方は"bite off the head first"、「最初に頭を食いちぎる」のだそうです。(この家系だけそうなのかも)一箱買って、頭だけ食べて体はそのまま箱に残したりする親戚もいるようです。こんな家族に繋がっている私はやっぱり変?(ハイ)
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2005年03月26日

春、ですね・・・

冬の長いニューイングランド地方もここのところ春めいてきました。(といっても5月くらいまでは油断がなりませんが。)気温があがるとファッションも代わります。クロッカスが春を知らせるのと同時に、私に本格的な季節の変化を感じさせるのは、まだ寒いのに薄着をし始めるアメリカ人と、それによって気付かせられる、冬のあいだ忘れていた自分の体の存在です。
そう、セーターやコートやタイツの皮につつまれて、冬眠状態になっていた、私という精神の入れ物。

日本語に奥ゆかしいなんて言葉がありますが、日本の美意識は昔から控えめな態度、隠された姿の美しさや、見えないからこその色気に対して敏感だと思います。アメリカにいると、本当にそこの所、文化的違いがわかります。
見えなかったら、意味がない。隠すこと=自信がない事のような連想も出来ます。巷の女性のファッションも、実際のオリジナリティより、どれだけ胸の谷間や肌をみせるかに頼っているようなデザインが多いような気がします。だから素材も化繊のテロテロしたものばかりで、必ずしもしっかりとしたデザインがされていません。
ああ、日本で買い物がしたいー!(といきなり個人的な鬱憤が出る)

そして、最も違いの出るところといえば、
特に女性で、太っていたり、スタイルがいいとはいえないような人でも堂々と自分の体をアピールしている所でしょうか。
自分の長所を選んで強調、短所はカバーする、ではなくて、
使えそうなものはナンでも使う!という感じで胸の谷間や、はみ出る
lover's handle(腰のところにつくゼイ肉)なんかを正々堂々と見せている人もいます。
逆に説得力あります。
明るくって、おおらかでそれもいいかなとは思いますが、
もし太っていたら私、絶対ヘソ出しルックやシルエットの出る服を着る勇気ありません。
(結構気の小さい私です。)
何年経っても、その違いに毎年改めて気付かされます。
他の国ではどうなんでしょう。

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posted by march-hare at 02:44| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記/エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月25日

鏡よ鏡ー解らない医療マニア

私達夫婦の大好きなお友達、Fさんはとても素敵な人です。知的で、見かけは俳優?というようなの凛々しいお顔立ち、体格も筋肉質で、威圧する程大きくなく、いつもファッショナブル、しかも話し方は静かで優しく、かつ男らしい。本当にダンディ、伊達男、紳士という言葉はこういう人を形容するのねーという感じです。こんないい男、女性が放っておく訳がないのですが、残念ながら彼は自他共に認めるゲイです。もともと夫とは同じ仕事仲間で、10数年来の親友です。私と夫の関係よりも長い彼等の友情、結婚後はどうしても距離ができてしまったのが私も残念で、時々二人でデート(?!)するようにしむけています。

この間、夫とFさんと3人で夕食を一緒にした時、Fさんに「どこか違う?」と聞かれました。
私の事かと一瞬思ったら、自分のことを聞いているらしい。
???と質問の意図がわかりませんという顔をすると、最近、脂肪吸引(liposuction)したと言うのです。え、だって、ドコ吸引するの?週に何回もジムに通っていて、厳しい食生活をしている彼の体に余分な脂肪があるとは思えません。話を聞くと、する必要がないと言い張って、整形外科医の方々もまともに取り合ってくれなかったとか。
それで、いろいろ探して最後にあたってみた整形外科医は、Fさんの要求を聞いて一言、「それなら、ここも」(といって彼のウエストを指差し、)「ここも、(といって彼の腕の下を指差し、)やった方がいいかも知れませんねー。」と言ったそうです。その外科医の彼のノリを読んだ所が気に入って、やっと希望の脂肪吸引が受けられたそうです。
何事にもエレガントなFさん、こんな話題もユーモア含めてさらりと話していました。
その後、帰りの車の中で夫に「どうして充分完璧なのにさらにあんな事するんだろうねー」とコメントした所、夫は驚くこともなく「いつももそうだよ」と。健康なのに彼は頻繁に病院にいって、検査や治療を受けているとか。デンタルケアのCMに出られそうな彼の完璧な歯並びも、しつこく「これ以上改良の余地なし」という歯医者に無理矢理いろいろケアさせている結果だそうです。

あんなにいつも自信に満ちあふれているようなFさんも一人で鏡の前に立つと、白雪姫の継母の如く、鏡よ鏡ーと自分の完璧さのチェックをしているのでしょうか。私には見えない欠陥がその鏡には写るのでしょうか。私ごときには解りません。
そんなFさんの厳しい審美眼を思うと、彼の前に出るのが恥ずかしくなってしまいます。
ちょっとくらい、欠陥のある自分を許してあげるのも、必要な事だと思うのですが。
でももちろん完璧をさらに完璧にしようとも、
他人に迷惑がなければ、個人の自由です。

と、いろいろ真面目に考える私の隣で、夫は平然と、
「あそこまで病院通いが好きだと、老後も楽しみが減らないだろうなー。」の一言。
 ・・・・そういう彼を夫もそのまま受け止めてあげているのは解りますが、
時に夫のユーモアのセンスに、戸惑う私でもありました。

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2005年03月23日

超ハレンチお嬢様、パリス・ヒルトンに観る、アメリカン・ドリームの行方

paris-hilton-banner.jpgCurrently participating in a Japanese blog ranking. Vote for me ;-) Thanks!! (click here)→banner-1.png
パリス・ヒルトン(Paris Hilton)をご存じでしょうか。あの有名なヒルトンホテルグループ初代総帥の曾孫で、今アメリカのファッションブランド、GUESSジーンズの専属モデルをしています。

でも彼女、ランウェイウォークやファッション雑誌の広告からよりも、羞恥心なしの悪ガキぶりで、有名人の地位を獲得しています。最近彼女が友達に携帯から送った女友達と裸で戯れている所を撮った写真がハックされてネット上公開されたり、去年は昔の彼とのセックスのホームビデオがリリースされたり、車から降りた所、スカートの下になにもはいていなかった様を撮られたり、(これgoogleすると見つかってしまいます。)ゴシップ誌への話題提供には事欠かないお嬢様です。彼女と彼女の親友が出演している、SIMPLELIFEという番組も、彼女らの一般人との交流の中で暴露される非常識さや、甘やかされた悪ガキぶりを集録したものです。(お恥ずかしながら、やっぱり一度つられて観てしまいました。)

いくら非常識さ、無知さ、ハレンチさが露呈しようとも、彼女の人気は衰えるどころか・・・
「別にィ〜私の勝手でしょ! だって、私リッチだもん☆」とでも言わんばかりの彼女の開き直った態度、不思議な魅力もあるようです。みんなどこかで悪ガキお嬢様になりたい願望があるのかもしれません。彼女の自己中な振る舞いが痛快なのかもしれません。富や家柄が、長い伝統やしきたりなどにとらわれないアメリカならではのキャラクターだからなのかもしれません。
でも何よりも、自分の「お嬢様ブランド」を利用してこその、スターダムだと私は思うのです。
所かまわずに好き勝手に振舞う事は、アメリカの常識から見ても、誰もがリスクなしに出来る事ではなく、一種の特権で、それが出来る立場の人による勝利宣告とも考える事が出来ます。

近頃、アメリカでは二世、三世キャラクターが多く活躍しています。ハリウッドでも、ビジネス界でも、政治の舞台でも現在の大統領にみるように、もともと裕福で力のある家柄出身の人々が、何世か前のパイオニアが築き上げた富と権力を土台にしてその地位と名声をもっと永続化させようとしています。いわゆるアメリカン・ドリームに謳われる、貧しい環境から叩き上げられた成功者というキャラクターは時代が進むにつれて少数化の傾向のようです。ニュース批評でもよくその意見を聞きます。最近、統計の結果、同じ家庭に育った兄弟の収入額は過去よりも近似しているという報告もありました。
生まれ育った環境の、収入額への影響は世論が考える以上にあるようです。
アメリカン・ドリームという可能性は、単なる仮説に変化しつつあるかもしれません。

ここで危険だと思うのが、勝者贔屓のマスコミによって【アメリカン・ドリーム説】を洗脳教育されてしまうかもしれないという所です。
みんなどこかでアメリカン・ドリームは実現できると信じていたいので、簡単に騙されてしまいます。
超リッチは二世だろうが三世だろうが、勝者として無条件で崇拝されてしまいます。
そして、誰でも成功してリッチになれる可能性があるから・・・という前置きを使って、権力のある人々は自分達の利益を独占するため、夢見る小市民達に「君たちも私達のように成功すれば、同じように利益を得られるのだから、この(ますます不公平な)システム、継続してもいいよね?」とも言えてしまうのです。数年前にあった不平等な減税の裏には、このような心理的な論理があるような気がしてなりません。アメリカの、先進国中トップクラスの貧富の差は、のし上がった人々が後に残された人々を搾取しても、それが彼等の勝利の報償と見なされる、弱肉強食のメンタリティーによって造られたような気がします。

批判しつつも、大衆はますます「だって、私、リッチだもん☆」とウィンクする
パリス・ヒルトン的な態度と権利を支持してしまっているのです・・・。
という訳で、パリス・ヒルトンやブッシュ大統領なんかをテレビで見かけると、
小市民である私は、「あんたには騙されん!」と思ってしまうのです。


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2005年03月22日

キワどいクラブで人間観察?!

夜遊びは滅多にしないのですが、するとなると、私達の行き場は決まっています。我が家からあまり遠くないところに、○○○○というクラブがあり、たまに日本からお友達が訪ねてくると、金曜日に決まってそこに連行してしまいます。真っ黒な箱のような建物のこのクラブ、週日によってテーマがちがいます。金曜日のテーマはS&Mで、ドレスコードがあります。基本的にジーンズ、スニーカーは禁止で、クラブの入り口から並んでいる人たちを観るとどんな服装がふさわしいのかがよくわかります。基本的にハロウィン仮装の精神で、女性ならできるだけ見せるか、男性ならできるだけ黒で、パンク調にというのが主流です。もちろん、ちょっとよそ行きの黒い服装なら見せなくっても入れてもらえます。(これ私により試し済み) このクラブ、私と出会う前からこの界隈に住んでいた夫が発見。あまり面白い所だったので、仕事仲間でこのノリが楽しめるタイプの友達を厳選して連れて行っていたそうです。
何故他にもっときれいな流行りのクラブがあるのに、こんな場末のクラブのSMナイトに行くかといいますと、ここに来ている人たちがなんとも興味深いからなのです。このクラブのSMナイトには他の日と違って、ありとあらゆる意外なメンバーが訪れます。仮装した大学生や社会人、ゲイ、レズビアンのカップル、女装趣味の人、プロのストリッパーや単にSMファッションが好きなクラブホッパー、年齢も飲酒年齢に達したばかりの若者から何と、私達の両親くらいの年齢(50,60代)の人たちまで、年齢、性別?!、人種、体型も様々でホントに幅が広いんです。仮装すると社会的な立場や年齢があいまいになって、みんなお忍びできている感じになります。普段のアイデンティティーを家に置いて、ほんの数時間違う人のふりをするのはある種の自由感があり、ここに一度きてしまうと、他のクラブがどうしても平凡に見えてしまいます。雑誌に紹介されているようなクラブに行くと、みんな一張羅を着て、なんだか他の人から身に付けているものから品定めをされるような(実際してるし、されている)感じがします。このクラブでは決して雑誌ではみかけない創作性にとんだファッションを見かけます。例えば、体にダックテープを巻き付けてドレスにした人(ちょっとミイラみたい)巨大なシルクハットをかぶった人。乳首にバンドエイドを張って、(ほとんど裸)タータンチェックのスカートをはいた人。燕尾服に短パン+コンバットブーツをはいた人。パンツイッチョにガーターと靴下姿のハゲたおじさん。(これに一番おどろいたかも)ブランドも流行もほとんど無視のファッションはどこまでハメを外すかの競争です。
もちろん普通に装った人も遠慮なく楽しめます。(そこが好き)
ここまでみんながそれぞれ変だと、お互いの許容範囲が広くなるからか、逆に居心地が良かったりします。
この感じ、アメリカの自由の居心地の良さに似ています。

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化粧する女、しない女。#2

前記事#1に続きます。
私のセラピストが化粧をしないという話から、母が「基本的に化粧しない女、信用できない。」といったところまででしたが、実はこの母の気持ち、解らないわけでもありません。母がその時に使った化粧という言葉の意味をもっと深読みしてみると、着飾るという意味よりも、他人がみる自分の姿をよく理解して身なりをコントロールするセンスという意味があると思います。しいてはよく使われる言葉、建前と本音のバランスの取り方を心得ているかということにも繋がります。(というか私が勝手に繋げてるかも)
全く「化粧」をしないというのは、その関係に無関心か、無神経であることの表れかもしれない、そういう表と裏の微妙な関係に敏感でない人にどうして自分の内面の機微まで解る事ができるだろうか、という意味が母の一言に含まれていると思いました。これも個人的な意見で、それなりの偏見もあるのですが、なかなか深いところがあるなーと思いました。また、この建前と本音のような表と裏の関係に対しての母の敏感さも、アメリカ生活の長い私からみると、とても日本的な感性だなと思いました。

一般的にアメリカでは、形式的なところが一切ない部分には嘘がなく、人の本質が出ると考えられるので、礼儀などはいいことだけれども結局は装飾的なこととみなされ、とにかく自分のスタイルで通すという事が尊重されます。自分のイメージがとても絶対的です。日本人の感覚からすると、建前、本音という言葉にもあるとおり、礼儀なども、形式という装飾的なものではなく、こころの器として尊重する所があると思います。(と思いたい。)どちらにも美点があり、日常の生活の中で、それに気付かされる時も多くあります。
化粧の話に戻ると、私は極端です。しない時はまったく気にせず、する時は、充分楽しみます。厚化粧はカッコ悪いですが、全くしないのは、自分の隠された表情を未発掘にしているようで、もったいない気がします。化粧をしないでいるのが一番いいと言い張った昔の彼の言葉、私は信じませんでしたし、これからも信じません。(笑)

夫にこの記事の内容を話したところ、新たにインプットがありました。
「アメリカでの化粧をしないという態度は、60年代のフェミニズムの影響からもきているよ。」と言うのです。
「自分を飾りたてることは男性に迎合することだという考える人もいる」と。確かに、そういった態度は珍しくありません。このアメリカのフェミニズムに関しても、一度考えをまとめてみたいですねー。

注:ブログの記事は、表現の都合上、断定的に聞こえてしまうものもあるかもしれませんが、主に私個人の観察と経験から述べるている意見です。例外も多々あるのは認識しておりますので、ご理解下さいませ。わーい(嬉しい顔)
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2005年03月20日

化粧する女、しない女。#1

再び私のセラピー体験に関わる話題に戻ります。セラピーを始めた頃、日本にいる母に説明するのに困りました。日本に限らず、セラピーのメッカ、アメリカでも、通常の医療サービスとは全く違うので、どうしても経験のない人は偏見を持ってしまいます。(私もそうでした。)よくある偏見2種が、
@セラピーを受けるのはやっぱりちょっと精神的におかしい、普通ではない人か変人。(変人は当たってるかしら?)
A対話だけで薬や具体的な治療のないセラピーは意味がない。
最初は少しばかり@Aの偏見を両方持っていた母ですが、私の話から次第に理解を示すように(でもどこか懐疑的ですが)なったかなーと思った所、母とのある興味深いやりとりがありました。
母:あなたのセラピスト、女の人?男の人?
私:女性。
母:きれいな人?
私:んー・・・とははっきり言えないかも。(ゴメンナサイ)
母:どういう感じの人?
私:えーまだ(始めてからまもないので)よくわからないけど。優しそう。小柄で
  あまりファッションセンスはないかなー。いつもすごぐ地味な格好して、お化   
  粧も全くしてない。
母:えー化粧しないの?!
私:うん。いつもすっぴん。
母:私、基本的に化粧しない女、信用できない。
私:そう・・・?
いつも電話なので、母には私の仕事場で作業着のすっぴんでいる所、見えるはずもなく・・・遠くはなれた私のやり方が母の理想と違っている事の実感と同時に、少しばかり十代の反抗期に感じた、親の賛成しない事をこっそりをしてしまうスリルを密かに味わいました。(笑)
と、話がずれてしまいましたが。
この母のちょっとシュールにも聞こえる一言、言葉そのままの意味以上に、奥の深いところがあると思いました。
私の連想は続きます。(#2に続く)

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ええーッU2のBonoが世界銀行頭取の候補に?!!

驚いたので、ニュースをリレーします。
確かにイラク戦争の真の企画者、急進タカ派のポール・ウォルフイッツよりも各国のウケがいいかも・・・
でもボノに関心するのは、若かった時のロックスター像から最近の親善、救済活動のアクティビストにカッコだけでなく、しかもカッコ悪くならずにうまく転身したところです。
私も歳とともに興味の対象がずいぶん変化しています。
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story2&u=/ap/20050307/ap_en_mu/world_bank
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Maria Full Of Grace を観て(WEEKEND EDITION!!!)

ところで、この映画Maria Full Of Grace(前記事#1参照)を観て思い出したのが、7年くらい前の夏のバイトでした。別にアブない仕事をした訳ではありませんが。その夏、9月のアパート入居日まで2週間ほど、仮住まいを探す必要があって、その間にメイン州でキャンプしながら山中でブルーベリー収穫のバイトしないかと友人に誘われました。珍しい機会だし家賃ナシだし、休(求)職中だしーと思って行く事にしました。これが大変な重労働で、丘のようになだらかな山の斜面に広がるブルーベリーの畑を巨大な櫛とちりとりが合体したような道具ですいていくのです。櫛の歯のところを使って枝についているベリーをこしとると、ベリーはちりとり部分に落ち、その中身をクレートにあけます。ブルーベリーの灌木はだいたい股下くらいまでの高さなので、常時前屈みになります。タンスの引き出しくらいのクレートに一杯収穫されたブルーベリーはずっしり重く、(畑一列クレート2ー4個分とれます)無口になる位重労働でした。このバイトを終えた時には体がホントに締まって筋肉ついてましたね〜。(いまではその跡形もないです。ため息。)スーパーでは小さなパッケージ1つが2〜3ドル以上するブルーベリー。収穫しながら食べてたり(コラッ!)したので、この後しばらくは苦手になりました。仕事は朝5時に始まり、昼には終わっていたのであとは自由に海や湖に行ったりのバケーション気分でした。野外生活だったので夜は日が暮れると就寝。ささやかな便利さや快適さが大層ありがたく感じられる環境で、都会で育った私にはとにかく珍しい体験でした。

ブルーベリーの畑の労働者は3タイプに分類できました。タイプその1と2は少数派で、アウトドア志向の学生/社会人、と60年代のヒッピーの生き残り/エキセントリックな人。アメリカでいつも面白いなーと思うのは、様々な生き方をする人たちが、一つの環境に集まる機会に富んでいるところです。ここでも、某有名大学の学生から、引退したストリッパー、バーモントの自然主義コミューンから遠距離通勤の夫婦など、通常絶対に出会う事のないような人たちがある夏の2週間、隣り合わせで作業するのです。ストリッパーのお姐さんは暑い日にはトップレスで作業をすることがありました。それもなんか男女平等?!(畑ではトップレスが多かった)でいいのかなと思ったりしたのを覚えています。もう少しで映画につながるオチに入ります。ご辛抱を。続きを読む
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2005年03月19日

Maria Full Of Grace を観て#1

ニューラインシネマのホームページ。映画のクリップが見られます。
http://www.mariafullofgrace.com/
先週末ずっと観たかったMaria Full Of Grace(邦題不明)を観ました。(もちろんDVD)日本ではまだ上映されてないかもしれません。アメリカでは去年アートシアター系で上映されていた、アメリカ/コロンビア共同製作の映画ですが、事実にもとずいたストーリーの衝撃さと主人公マリア役Catalina Sandino Moreno (カタリーナ・サンディーノ・モレノ)の自然な演技が印象深く、話題になりました。先月の2004年度オスカー(アカデミー賞)で彼女は主演女優賞にノミネートされています。

映画はコロンビアの貧しい環境に育ったマリア(モレノ)が自分の絶望的な環境から抜け出すために、Drug mule(マフフィアに雇われて麻薬を海外違法持ち込みする人)となって渡米、その経験が彼女にどういった人生の選択を迫るかという内容なんですが、脚本は実際のDrug Mule達の体験談を元にして書かれたそうです。
詳細は私ごときのレポートよりも是非映画で。5つ星のうち私は★★★★四つ、あげます。

(私の星レートの意味:★なしー文化のレベル低める最低作品。★ー時間の無駄 ★★ータダで観に行かなくてもよければ観る。 ★★★ー悪くない。でもちょっと足りない部分あり。二度観る気はなし。★★★★印象深し。もう一度観てもいい。でも作品改良の余地あるかなー。★★★★★ー完璧。観るたびに意味深し。★半分がついた時はその下と上の星数の意味が含まれる。)

この映画を観て、ふと過去の経験を思い出しました。
それについては次の記事にて。(Maria Full Of Graceを観てWEEKEND EDITION!!!!)
posted by march-hare at 01:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月18日

トリの丸焼きの秘密

時期外れのネタですが。
アメリカに来て、感謝祭(Thanksgiving)とクリスマス等、ディナーで七面鳥やチキンの丸焼き(ロースト)をいただいた経験が何度もあるのですが、焼かれたトリの胸肉がパサついている時がよくあります。
2年前、毎年恒例の親戚ディナーが夫の伯父さん宅にて行われた時に、珍しく七面鳥のパサつき易い胸肉がしっとり、ほんのりと塩味が効いていて、いつものようにグレービソースに浸す必要もないのに感動。

伯父さんに秘密を聞いたところ、Briningだよ、の一言。Brineは英語で塩水の事、七面鳥を丸ごと塩水に一晩浸けておいてから焼くのだそうです。七面鳥は大きすぎるので、試しにチキンの丸焼きをやってみたら、やっぱり違います。肉をグリルする前にマリネードソースに浸けるとしっとり出来るのと同じ原理で、塩分が筋肉のなかの水分保持を助けるのだそうです。マリネードだとソースの味で味付けが限定されてしまいますが、ブライニングは、下味程度で、他の材料とさらに合わせたりする時に便利です。切り身だと30分くらいから効果が出るので思い付いた時に出来ます。脂身が少なく、加熱に敏感なトリの胸肉をよく食べる我が家にはいい発見でした。

いろいろ試してみた結果、塩のみよりも少し砂糖とかものによってはハチミツをいれた方が、味がまろやかになります。水+塩+砂糖に加えてリンゴ酢、オリーブオイル、しょうゆ、ごま油など、メニューによっていろいろなコンビネーションが可能です。ベイリーフなどを入れて香りをつけることもできます。浸け終わったら肉の表面の水分をペーパータオルで軽く拭き取ってから料理します。
焼く料理全般(炒め物、ブロイラー、グリル、オーブンを使った料理)に有効です。リゾットなど、加熱の長い料理の時、浸けた胸肉を別にブロイラーで焼いて、最後に合わせたりすると、しっとりやわらかく、パサつきのない胸肉がいただけます。脂身の少ない肉にはおすすめのテクです。ポークチョップも浸けてから、オーブンではなくブロイラー(通常オーブンの下にある)にホイルをしいて焼くとグッドです。
Briningのレシピ例は追記にて。

P.S. 実はまだブログ初心者で追記をいれるのにトラブっております。どうも保存してもでてこないんですよねー。
どなたか追記をいれるコツ、教えてください。というわけで、下記が追記にいれる予定だったレシピです。
いつも分量は味見で決めているので、(適当でスミマセン)お好みで。

Brineレシピ例  (酸味は一番弱く。あまり強く味付けしない事)
ベーシック洋風:水+塩+砂糖+ベイリーフ/タイム/オレガノ+オリーブオイル
中華風:水+塩+砂糖+しょうゆ+生姜のおろし+ごまあぶら+米酢
和風:水+塩+2番だし
シンプル:水+塩+砂糖+リンゴ酢
バリエーション:バターミルク+塩+パプリカ+オレガノ+にんにく+搾ったオレンジ+ハチミツ
posted by march-hare at 04:58| Comment(20) | TrackBack(1) | おいしいもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月17日

悲しきマイケル・ジャクソン

今マイケル・ジャクソンの裁判が進行中ですね。いちいち裁判の行程を追っているわけではありませんし、あまり興味もないのですが、いつも報道でマイケルの姿を観ると、同情とまでは言いませんが、ちょっと悲劇だなーと思ってしまいます。というのは、彼の生い立ちを考えると、やっぱり育った環境の犠牲になったような気がするからです。

実はマイケル・ジャクソンは母のビートルズのLPに次いで、私の最初の洋楽体験でした。歳がバレてしまいそうですが、小学生の時に友達とムーンウォークを練習したことも覚えています。あの時のマイケルはちょっとシャイそうだけど、歌い踊りだすと全身にビートが溢れていて、エンターテイナーとして輝いていました。ずっと後になって、ソロ活動以前のJackson5 によるレトロなサウンドが気に入って聞いていましたが、(ABC、I Want You Backなど)夫が嫌がるので今ではたまに車の中でしか聞きません。(でも密かにお勧め)

マイケル・ジャクソンが幼いときから暴力的な父親による超スパルタ式トレーニングを受けて育ったというのは有名な話です。天才少年とうたわれ、成功を欲しいままにしたとしても、本当の意味での人生の指導は得られたのでしょうか。そのどこか欠落してしまった所が、歳をとるにつれて彼の自己イメージの歪みとして表れてきたように思えます。ひと昔前、マイケル・ジャクソン来日した時に、密かに整形をしにきたのではという噂があって、何故か私は友達とマイケルは「40代前に自殺しちゃうかもね」と話した事を覚えています。
おじさんになって行く事を彼の美意識が許さないと思ったのと、彼がどう歳をとっていくのか全く見当が付かなかったからです。
(訂正:今では40代は決しておじさんではないと思っております!あせあせ(飛び散る汗)
あの時から彼は精神的にか弱く、普通の感覚を持った人とは違うという印象がありました。

しかしマイケル・ジャクソンは存続し、歪んだ精神と感覚もそのまま温存し続けて現在に至るわけですが・・・
周囲も彼の事をcash cow (お金の素)としか見てなかったんでしょうね。マイケルも自分の環境から自分を守れなかった。失われた子供時代を求めて、何度も何度もそれを再現しようとするのが、彼の少年達への執着に変わって行ったのでしょうか。
普通の環境で成功しても失敗しても暖かく見守られながら育つ事はとても大切です。しっかりした自己形成のためにも、心の健康のためにも。
注:私は彼の同性愛志向が育った環境で育まれたといっているのではありません。これは彼の整形中毒、少年志向、常識などに対してのコメントです。
posted by march-hare at 13:39| Comment(4) | TrackBack(1) | 日記/エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

神々のたそがれー私の宗教観

ganesha square.JPG
アメリカに来てから、宗教に関してちょっと敏感になりました。
私は宗教はと聞かれると、ナチュラリストと答えることにしています。無宗教という事なのですが、自然の中で起こる事を信じてますという意味です。夫は平然と無神論者という言葉を使います。アメリカで神(もちろんキリスト教です)の存在を信じないとはっきり言うにはちょっと勇気がいります。ここ最近は特にそうです。神を信じないと言うと、道徳的にも倫理的にも劣っていると思われてしまう可能性があるからです。もちろん、そう断定する人は視野の狭い人だと思いますし、幸い私の周囲の人には知識も理解もある方ばかりなので、実際にこの話題で困った事はないのですが、それでも時々保守的な報道やコラムニストなどの意見を読むと、自分の考え方が決してどこでも受け入れられるものではないなーと改めて思います。私は神様が人間を造ったという旧約聖書の創造説よりも、人間が心理的な必要から神様を造ったと考えてしまうのですが、人によってはこの考え方を傲慢で冒涜的、と思うかもしれません。
結婚して移民局でのグリーンカード取得のインタビューを受けた時、まず最初に聞かれたのが、私と夫の宗教についてでした。別に何の教徒といってもそれ自体で申請を却下されたりする事はないのですが、それを最初に聞いてくるのに驚きました。
私は宗教よりも迷信とか伝統儀式の方が好きです。宗教と違って、何が正しいとか間違っているだとか断定する事もなく、人のささやかな願う気持ち、畏怖の気持ちが正直に表されていて、偽善的な部分がないと思います。どの宗教もはじまりはずっと純粋だったと思いますが、どうしても歴史的に人間の征服欲や差別の正当化に使われてしまうようです。今の世界の現状、キリストや、ブッダ、モハメッド他、神々の面々はどのように思うでしょうか。
posted by march-hare at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月16日

サブリミナルメッセージ???

我が夫は私の日本語のブログが読めないので少しつまらなそうにしています。
もともと人の心配をする商売をしているので、どうも最悪の事態を想定する癖がついており、私のモニターを覗き込んだ途端、心配そうな顔して「これ、マズイんじゃないの?」と言うのです。
「だって、もしこれテロリストの隠しメッセージだと思われたら、お前、FBIや移民局に目をつけられるぞ。過激なアメリカ批判の記事を下に付けてるんじゃないんだろうな」と彼が指差すのはザクロのモラスの瓶の写真。(前の記事おいしいもの#1参照)ラベルにアルワディといかにもアラビア語に聞こえる品名が英語で、その下にはアラビア語らしき一行がプリントされています。
「まさか、だってこれ、単なる料理の事ー」そんなアホな〜と言っている私の顔をみて、夫も自分の想像力のたくましさと私を怖がらしたのに満足して笑っていましたが、100%素直に笑えないのが今のアメリカの実状。アメリカの誇るべき表現の自由はここ数年で恐怖心に蝕まれています。賛同しないと即敵扱いという態度は危険です。
第三代大統領、トーマス・ジェファソンの
「批判的精神は愛国心の最高の表れである」という言葉、
もう一度思い出してほしいところです。
posted by march-hare at 13:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記/エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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